メキシコシティをトランジットだけで観光する!おすすめ観光地!
メキシコシティは空港から中心地まで近いので、トランジットの数時間でも観光できますが一応、5時間ぐらいは欲しいところです。
現地在住の自分が数時間で回れるおすすめ観光地を紹介します。
まず、Uberを使うことは必須ですので、ダウンロードして登録しておきます。ポケットwifiがない人はAmigochipという簡易的なSIMカードがコンビニのOXXOやセブンイレブンで売ってます。
5月から10月ごろまで雨が降り、雨が降った時は交通渋滞が酷くなるので早めにuberで空港に戻りましょう。
紹介する観光地は、どこもべジャスアルテス宮殿の近くにあるので歩いて回れます。
目次
べジャスアルテス宮殿/Palacio Bellas Artes
比較的治安も良く、賑わっているので、とりあえず、ここまで空港からUberで来たら良いです。
中は広いですが、展示数はそこまで多くないので、全て見ても1〜1.5時間で全て見れますし外観を見るだけでも楽しいです。
ベジャス・アルテス宮殿(Palacio de Bellas Artes)は、メキシコシティの中心部に位置する美術館および文化施設です。この宮殿は、20世紀初頭に建設され、メキシコの芸術と文化の象徴として高く評価されています。
建築家フェリペ・ゴンサレス・ベルトランによって設計され、建設は1904年に始まりましたが、完成までに約30年の歳月を要しました。建物は、ネオクラシカル様式とアールヌーボー様式の特徴を組み合わせた美しい外観を持っています。
この宮殿は、世界的に有名なオペラハウスとしても知られています。宮殿内には、Diego RiveraやDavid Alfaro Siqueirosなど、多くのメキシコの著名な壁画家の作品が展示されています。また、バレエやオペラなど、様々な舞台芸術の公演も行われています。
建物の特徴的な要素の一つは、屋根に使用されているタイルです。彩色されたタイルは、メキシコの芸術と文化を表現しており、宮殿をより一層魅力的なものにしています。
人がたくさんいるので、スリに気をつけましょう。
テキーラ・メスカル博物館/Museo del Tequila y el Mezcal
メキシコといえばテキーラです。ここでテキーラも買えます。
べジャスアルテス宮殿の近くにあり、歩いて行くことができます。メスカルもテキーラとは違う種類の原料を使ったメキシコ発祥の酒です。
1階がバーとテキーラショップになっていて、2階から展示物があります。
展示数は少ないので20分ぐらいで全部見れます。
テキーラを製造する器具などが見れます。
博物館のチケットを買ったら、1階のバーでテキーラとメスカルが1杯ずつ飲めます。
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革命記念塔/ Monumento de Revolución
展望台です。
べジャスアルテス宮殿から、少し歩きますが、空いていて早く見終わるのでおすすめです。
エレベーターで上に登るだけで特にアトラクションはありません。
20分ぐらいで見終わります。
革命記念塔(Monumento a la Revolución)は、メキシコ革命(1910年-1920年)を記念するために建設された記念碑です。この塔は、メキシコシティの中心部に位置し、その巨大な建造物と独特のデザインで知られています。
革命記念塔の建設は、1910年代に始まりましたが、メキシコ革命が終わった後の数十年間は進展しませんでした。実際に建設が再開されたのは、1970年代で、その後の数十年間で完成に向けて取り組まれました。最終的に、2010年に正式に開業しました。
塔は、高さ約67メートル(220フィート)の巨大な建物で、その特徴的な円筒形状が目を引きます。外部は大理石で覆われ、建物全体を覆うように巻きつけられたステンレス鋼のリングが特徴です。このリングは、塔の頂上にまで続いており、塔の頂上からはメキシコシティの美しいパノラマが広がります。
革命記念塔内部には、革命に関連する展示や美術作品が展示されています。また、塔の内部にはエレベーターがあり、訪問者は塔の頂上まで上ることができます。頂上からの眺めは素晴らしく、メキシコシティの景色を一望することができます。
革命記念塔は、メキシコの歴史と文化における重要なシンボルであり、観光客に人気のある観光スポットで、夜間にはライトアップされます。
フランツ・メイヤー博物館/Museo Franz Mayer
べジャスアルテス宮殿の近くにある現代的な博物館です。
展示数的に1時間で見終わります。
フランツ・メイヤー博物館(Museo Franz Mayer)は、メキシコシティにある美術館であり、ヨーロッパとメキシコの美術とデザインに特化しています。この博物館は、貴重なコレクションを展示し、メキシコの芸術と文化の豊かな遺産を紹介しています。
1986年にオーストリア系メキシコ人のフランツ・メイヤー氏によって設立されました。彼は美術品や装飾品の収集家であり、自身のコレクションを一般公開し、後世に残すことを望んだため、この美術館を設立しました。
博物館は、18世紀から19世紀のヨーロッパの美術品を中心に展示しています。絵画、彫刻、家具、陶磁器、テキスタイルなど、様々なメディアの作品が収蔵されています。特に、バロックやルネサンス期の美術品に焦点を当てており、その美しさと細密なディテールが称賛されています。
さらに、メキシコの伝統工芸や民族衣装など、メキシコの文化遺産も展示しています。これにより、ヨーロッパの芸術とメキシコの芸術が交差する興味深い展示が行われています。
博物館自体も美しい建物であり、18世紀に建てられた邸宅を改装しています。建物の内部は豪華で、見学者は歴史的な雰囲気を味わいながら、コレクションを鑑賞することができます。
現代的な展示でメキシコ感はありません。1時間以内には全て見ることができます。
きれいな中庭でのんびりも出来ます。
プルケ博物館/Museo del Pulque y las Pulquerías
プルケとはメキシコの伝統的な酒です。メキシコでもあまり飲める店がないのでメキシコに来たら飲んでみるのをおすすめします。
見た目は、バーですが2階に2部屋の小さい展示があります。1階のバーでプルケを飲むことができます。
店内にはメキシコ人がたくさんいます。
プルケ(Pulque)は、メキシコの伝統的な発酵飲料で、アガベ科の植物から取れる甘い樹液を発酵させて作られます。プルケはメキシコの文化と歴史に深く根ざした飲み物であり、何世紀もの間、メキシコの先住民族によって消費されてきました。
アガベの葉から樹液を抽出し、特殊な容器で発酵させることによって作られます。
発酵には数時間から数日かかり、プルケはアルコール度数が低く、クリーミーで粘性を持つ飲み物として知られています。
プルケは、メキシコの文化や祝祭の一部として重要な役割を果たしています。かつてはアステカ文明の時代から存在し、神聖な飲み物として崇拝されていました。また、メキシコの革命時代にも労働者や反乱軍の飲み物として重宝されました。
プルケは今日でもメキシコで広く消費されており、特に中部地域で人気があります。プルケリア(Pulquería)と呼ばれる専門のバーでは、さまざまなフレーバーやバリエーションのプルケを楽しむことができます。
べジャスアルテス宮殿から歩いていけて、30分ぐらいで全て見れます。
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