芋虫が入った定番メスカル! グサーノロホ/GUSANO ROJOをメキシコ在住がレビュー!
メキシコといえばテキーラが有名ですが、メスカルというメキシコ発祥の酒もあるんです。
メキシコ在住で本場のメスカルを飲みまくった自分がレビューします。
メスカルとは? テキーラとの違い
まずメスカルとはアガベ(竜舌蘭 リュウゼツラン)というアロエのような植物を原料として作る蒸留酒です。
メキシコシティからバスで6時間、または飛行機で1時間程度で行けるオアハカ/Oaxacaという町のメスカルが有名ですが、メキシコ各地で生産されています。
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テキーラとメスカルの違いは?
メスカルはアガベから作られ、テキーラはアガベの中の「アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル」(Agave Tequilana Weber Variedad Azulという品種のみを使い作られます。
つまり、テキーラもメスカルの一種ということになります。
テキーラは、原料、製造工程、度数など定められていますが、メスカルの定義はアガベから作られる蒸留酒であり、自由度があり、様々な種類のアガベが存在するため、いろいろな特徴を持ったメスカルが作れることになります。
なのでテキーラよりも、味がブランド、銘柄ごとに異なります。
なぜ芋虫がメスカルに入っているの?

結論から言うと、テキーラと見た目で区別できるようにするためです。
この芋虫は、アガベについている害虫で食べられますが、味はしません。ブニュッという食感があります。
メスカルの本場のオアハカ/Oaxacaでは、芋虫だけで売っていて、食べられます。




メスカル グサーノロホ/GUSANO ROJO




グサーノロホはスペイン語で「赤い虫」という意味の定番で流通量が多いメスカルです。
虫も入っていて、日本でも手に入るのでとりあえずメスカルを体験してみたい人にはおすすめです。
アルコール度数は38%で、テキーラよりも味が濃いので割って飲むことをおすすめします。
独特のテキーラにはない甘みがあります。日本で売られている質の悪いテキーラよりは全然アルコールのキツさはありません。
メキシコでもよく目にする庶民のメスカルで、焼酎でいうところの「いいちこ」的な存在です。
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