ノースフェイス・フューチャーライトジャケットのレビュー North Face Summit L5 LT Futurelight Jacket GORE-TEX

ノースフェイス・フューチャーライトジャケット ゴアテックスのレビュー North Face Summit L5 LT Futurelight Jacket GORE-TEX、サイズ感、使用感

 

アークテリクス製品、ハイテク大好きのミニマリストの自分が、このジャケットを使って衝撃を受けたので、サイズ感等のレビューを書きます。

買った理由は、ガチの登山やアクティビティに参加して、写真を取るためです。

もう買い換えしたくなかったので、多少値が張っても良いものを買いたかったのと、色もガチな人の色を探していて、ちょうど良いタイミングで発売になったためです。

 

ノースフェイス・フューチャーライト/North Face Futurelightとは?

 

”新しい防水透湿素材で、ナノレベルのポリウレタン繊維を吹き重ねてシート状にしたもの。顕微鏡で見ると水の分子よりも小さいすき間が無数に存在しており、水は通さないけれど、網戸と同じで空気は吹き抜ける”

 

簡単にいうと、生地がジャケットの外側からは水を通さないけど、内側から外側へ空気や湿気を通すので中が蒸れなくて快適っていう素材です。メンズ、レディースとパンツ、靴もあります。

動画が始まって10秒ぐらいに空気を通しているところがありますのでどうぞ

 

以前から、この機能の商品はありましたが、さらに、空気を通し、生地が柔らかく、ゴアテックスのゴアゴア感が無いのが売りです。

この蒸れるか、蒸れないかというのは快適度に大きく関係し、脱いだり、着たりする手間もなくなります。

特に登山では、蒸れると寒い時があるので、重要です。「良いやつ買っておけば良かった」となったら最悪です。

 

最初に結論、着心地が明らかに他と違う!!

 

値段は、アークテリクスのジャケットと同じぐらい高いが、機能が半端じゃなく良いのでガチな登山や、アクティビティやりたい人、ミニマリスト、ハイテク好き、ノマドワーカー、もうシェルの性能のことをゴチャゴチャ考えたくない人にはオススメです。

(もちろん街でもカッコ良く着れますし、走る時にも最適です。しかも他の人とカブらない

後半にダメなところを書きましたが、それでも買って良かったと思うぐらい着心地は防水シェル製品で間違いなく一番良い!軽くてしなやか!コンパクトです。

 

North Face Summit L5 Futurelight Jacketのサイズ感、使用感のレビュー、寒い?

 

自分は身長172cm 体重62kgでサイズSでちょうど良いです。寸法はアークテリクスのシェルジャケットのSサイズと同じなのでアークを試着し確認しても良いです。

寒いか寒くないかは、他メーカーのゴアテックスと体感的には同じです。

メキシコで4600mの山にこれで登りましたが、アークテリクスと比べて寒く感じることはなかったです。

North Face Summit L5 LT Futurelight Jacket   色:FIERY RED(専用スタッフサック付き)

フューチャーライトジャケット Summit L5 LT

 

サイズメンズS  着丈:約69cm 身幅:約49cm 重さ約350g(寸法はアークテリクスのシェルジャケット Sサイズとほぼ同じです。SとMの寸法の差が結構あるのでアークのSで良い人はSで大丈夫です)

袖と着丈が長いので自分よりデカイ人でも全然サイズSで大丈夫です。

インナーはTシャツ1枚しか着ていませんが、ミッドレイヤーを着ても動きやすいぐらいの余裕は全然あります。

ヘルメットしたままフードは被れます。

フューチャーライトジャケット Summit L5 LT 2
フューチャーライトジャケット Summit L5 LT 3
内ポケットあります
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内ポケットに全然ペットボトルと携帯が入ります 1
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内ポケットに全然ペットボトルと携帯が入ります 2
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グローブをしてても簡単に外せます
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フューチャーライトジャケット Summit L5 LT 8

付属の専用スタッフバッグに入れると直径13cm、高さ15cmの円柱サイズになります。容量的には1Lぐらいです。

スタッフバッグは多少大き目になっているので、さらに圧縮できます。

フューチャーライトジャケット Summit L5 LT 9

柔らかいので雑に入れても入りますし、この状態からさらに潰せばかなり小さくなります。

 

 

 

フューチャーライトの劣化、洗濯について

劣化について

2019年11月に発売してすぐに買い、雨の日や登山でバリバリ使っていてお湯や水で洗っていますが、劣化は全く感じません。

劣化しないということはあり得ませんが、相当な年月大丈夫だと思いますし、その頃には他の新製品が欲しくなっていると思われます。

タグには100%ポリエステルと記載があります。ポリエステルは軽量で強度のある素材で、経年劣化すると言われているポリウレタンとは別物です。(実際はポリエステルもポリウレタンも経年劣化しにくい素材です)

 

 

洗濯について

自分は使った後、たまに水で洗っていますが、問題ありません。水を弾くので洗ってるというか、汚れを取り除いている感じです。

要するに生地に空いている穴を塞いでしまうと効果が薄れるので、表面についている微細なゴミや油を取り除けばいいです。

なので柔軟剤、漂白剤は香りの物質が生地に残るのでダメです。アイロンもダメです。

特に汚れていなければ洗わなくて大丈夫です。

洗う場合は、液体の中性洗剤でポケットのジッパーを全て開けて、ウェア内部に洗剤が残らないようにたっぷりの水でよくすすぎます。洗濯機で洗えます。

可能であれば、皮脂をより取り除くためにぬるま湯の方が良いです。

汚ればひどい場合は、手洗いでその部分を集中的に洗います。

乾燥は自然乾燥で大丈夫です。

 

撥水アウトドアウェア専用洗剤もあり、おすすめはグランジャーズです。

 

 

 

 

他メーカーのゴアテックスジャケットとの違い、比較、耐水圧、耐久性

 

↓↓結局ゴアテックスと何が違うの?の回答↓↓

ゴアテックス:防水透湿性

フューチャーライト:防水透湿性&通気性

 

通気性があるので、ベンチレーションのジップと脱いだり、着たりする手間が不要です。

他メーカーの軽量ハイテクゴアテックスジャケットとの比較です。特に軽いアークテリクスのFL、SLと比べました。

ジャケット 重さ 生地厚さ(デニール) 値段 ポケットの数
North Face Summit L5 LT Futurelight Jacket 350g 50D 3層 胸1個内1個
Arc'teryx アルファFLジャケット 315g 40D 3層 超高 胸1個、内1個
Arc'teryx ベータ SLハイブリットジャケット 360g 40D 3層 腹2個
mont-bell ストームクルーザージャケット 254g 20D 3層 胸2個
patagonia カルサイト・ジャケット 411g 75D 2.5層 普通 胸1個、腹2個

値段はメーカーの定価で比べているのでショップにより微妙には変わります。生地厚さは数字が大きいほど、厚い生地になります。

生地厚さが厚くなったり、ポケットが増えれば重さは増えて、ジャケットの透湿性が下がります。見てわかるように生地とポケットの数を考慮した場合、どのメーカーもほぼ同じクオリティですが、(mont-bellのは見た目的にカッパを着ている感がかなりある)明らかに着心地はNorth Face Futurelightがダントツで良いです。

耐水圧については、厳密には公表されていません。

つまり、快適性を考慮した場合、Futurelightは現在のシェルジャケット(素材)の中で、トップのクオリティだと言っても過言ではありません。

良かったところ

・着心地が凄く良い

アークテリクスのアルファFLジャケットのデザインと軽さが、好きで使ってたんですが、それよりも柔らかく、俗に言う「まるで何も着ていない」ような感じです。

柔らかいのでよりコンパクトに収納でき、高性能で長く使っていけるのでシェルの性能のことを考える無駄な時間が無くなります。他との違いを感じました。

 

・生地そのものに通気性があるので、着脱の手間が減る

脱いだり、着たりして、温度を調節する手間が完全に無くなるというわけではありませんが、回数が減り、様々な天候に対応できます。(晴れでも、雨でも着たまんまでいられる)

 

・他の人とカブらない(バリエーションがある)

アークテリクスは、町や山で自分と同じジャケットを着ている人を見かけるかもしれません。自分は町で誰かとカブると、買い換えたくなるので重要な要素です。カラーバリエーションも豊富です。

大半のメーカーの高性能ジャケットは、1色のものが多いですが、このシリーズは2色使いのジャケットもあり、カッパ感が少なく、バリエーションも豊富(登山用、街用、走る用)。

 

ダメだったところ (失敗しないために)

・値段が少し高い

アークテリクスも高いですが、ヤフオクや、去年のモデルが売っているので安く買える一方、ノースフェイスの特にこのシリーズは、基本的に新品を定価で買うしか無いです、でも確実に長く使えます。

登山用品買取サービスもあるので、中途半端な物を買うよりいいもの買えば、後に売ることもできます。

 

・売ってるお店が少なめ

自分はアークテリクスがSで大丈夫だったから、Sで大丈夫だろうっていう安易な考えで買って、成功しました。

後で測ったら、寸法はアークとほぼ同じです。

 

 

・約1年ごとにモデルチェンジ

1年ごとに色が変わったり、新しいモデルになったりするので、もし今、気になるフューチャーライト製品がある場合は、来年は色が変わったり、もう売っていないかもしれないので、後悔の無いように買ったほうがいいです。

 

フューチャーライトのシリーズによって違うところ

 

サミットシリーズ   SUMMIT SERIES

ガチのアルピニストも使える高性能です。自分はミニマリストなのでこれを買いました。勿論、ウィンタースポーツにも使えます。専用スタッフサック付き

 

フライトシリーズ FLIGHT SERIES

より軽量化してあり、ジャケットは254gです。トレイルランや街を走る人はこれがオススメです。靴もあります。

カラーバリエーションも豊富なので、チェックしてみてはどうでしょう!

 

 

FL ドリズルジャケット FL Drizzle Jacket

サイドに2つのポケットがありストリート仕様です。

このジャケットもカラーバリエーションが豊富です!

 

FL ベントリックスジャケット、フーディ  FL VENTRIX JACKET

ミッドレイヤーにも使え、クライマーにおすすめです。

中綿のあるベントリックスジャケットは、フューチャーライト素材なので、シェルにもなり、ミッドレイヤーにもなる汎用性が高いジャケットです。ポケットには防水ジップが使われています。フーディもあります。

カラーバリエーションも豊富です。

ジャケットは280gでフーディーは475gです。これがあれば、大幅に持ち物が減るかもしれません。

 

ミストウェイジャケット  MISTWAY  JACKET

軽くて安いです。

街や山を走るときだけでなく、とりあえず雨が降ったとき用に持っていくのにおすすめです(専用スタッフサック付き)、色がシックでスポーツ感がなく、スーツの上からでも気軽に羽織れるます。そして何と言っても比較的安いです。

珍しい白色もあります。

 

レディースのフューチャーライト

 

レディースは色とデザインが違います。他のカラーもたくさんあるのでチェック!

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