メキシコのオアハカ Oaxacaを観光!行き方とお土産、世界遺産を見る!
オアハカは、メキシコシティの近くの観光地で、気軽に行って帰って来れます。
メキシコ在住の自分が実際に行った様子を書いています。
オアハカ Oaxacaの行き方
メキシコシティからバスで7時間、または飛行機で1時間で行けます。
バスは夜行バスもあり、メキシコシティのバスターミナルのTAPOからバスに乗ります。
TAPOからはプエブラ、ベラクルスなど南の町へのバスが出ています。
TAPOは、メキシコシティの北にある大きいバスターミナルのノルテ Norteとは違う場所にあるので注意が必要です。
メキシコシティのバスターミナル!オアハカ、プエブラ、ベラクルスへの行き方!乗り方!
オアハカ観光をおすすめする理由
短い時間で、色々見たい人にはぴったりです。弾丸ツアーです。
1:メキシコシティから夜行バスで7時間で行ける
正直、バスではぐっすり寝れませんが、ホテル代節約し、移動できます。
2:観光地でツアーが毎日ある
おすすめ弾丸ツアーの日程は
1日目:メキシコシティのTAPOから夜行バスに乗り、朝にオアハカ Oaxacaに着き、Airbnbで予約してあった宿に荷物を預け、ツアーに参加しAirbnbに宿泊。
2日目:朝から他のツアーに参加し、19時ごろツアー終了、22時まで市場やバーで観光、オアハカから夜行バスでメキシコシティに出発。
3日目:朝にメキシコシティ着。
オアハカの観光地! 何する? ツアー、世界遺産
現地で探せばツアー料金もそこまで高くなく、山奥にある場所もあるのでツアーで行くことをおすすめします。
オアハカのツアーは主に2つあります。場所的に全て見るには2日間かかります。
1:世界遺産 モンテアルバン / Monte Albán
世界遺産のサポテカ文明の遺跡のモンテアルバンです。
モンテアルバンは山の名前であり、当時の征服したスペイン人がイタリアのアルバーノ山地に似ているためつけた名前です。
紀元前500〜100年頃にサポテカ文明が栄えた都市で、サポテカ語ではダニバアーンDani Baánと呼ばれていました。標高は2000mです。
1〜2時間で全て見ることができます。
メキシコの世界遺産!オアハカ Oaxacaのモンテアルバンを観光! 行き方!
2:天然のプール イエルベ デ アグア / Hierve de Agua
超ざっくり言うと「断崖にある天然のプール」です。
イエルベ・エル・アグア Hierve el Agua はスペイン語で「沸く水」と言う意味です。 スペイン語では「H」を発音しないので「イエルベ」と言います。
崖の上に水着を持っていけば、泳げる水が沸いてできたプールがあります。水着がなくても、足だけ水に浸かったり、景色、ハイキングを楽しめます。
断崖に水の炭酸カルシウムによってできた鍾乳洞から水が沸いています。
オアハカのおすすめ観光地 イエルベ・エル・アグア / Hierve el Agua!
ミトラ Mitla
ミトラは、サポテカ文化の最も重要な考古学的遺跡(町)です。
オアハカから44km、同州の中央渓谷地域を形成する三つの寒く高い谷の一つであるトラコルラ谷の上端に位置します。
基本的には、オアハカの1日ツアーで行きます。毎日あり、そこまで高くないので、オアハカについてからツアーを探しても大丈夫です。
オアハカまでは、メキシコシティからバスで7時間、飛行機で1時間です。
サポテカ語では「リオバア」、「墓の家」と呼ばれ、西暦750年頃、モンテ・アルバンが陥落した後、ミトラはスペイン人が到着するまで、中央渓谷のサポテカ族の政治的・宗教的権力が集中する都市のひとつでした。
敷地内にトイレはないので、入り口のトイレに行きましょう。全部見ても1時間ぐらいです。
日陰はないので、帽子とサングラスが必要です。
メキシコシティから行けるのオアハカ!ミトラ遺跡 Mitlaを観光!
巨木 トゥーレ / Arbol de Tule
オアハカ中心地から12キロのサンタ・マリア・デル・トゥーレ/ Santa María del Tuleにあります。
幹の直径が14.06m(ほぼ円周44m)と世界最大の木で、高さ42m、樹冠の周囲58m、体積816m3、重さ636トンの木です。
サポテカ族の伝説では1400年前に風の神が植えたと言われています。
でっかい木がある。それだけです。近くに行くためには入場料を払います。冊で囲われているので触ることはできません。
本場のメスカルを飲む
メスカルとは、アガベと言うアロエのような植物を使った蒸留酒です。
オアハカはメスカルの本場です。日本ではほとんど飲めないような銘柄がたくさんあります。
中でもおすすめは樽で熟成された茶色いレポサド Reposado、アネホ Añejoと呼ばれるメスカルです。アネホの方がレポサドよりも熟成期間が長く、高いです。
日本では、レポサド、アネホのテキーラは売っていますが、メスカルはほぼ売っていません。もちろんお土産にもおすすめです。
芋虫入りのテキーラは、実はメスカルという酒です。メキシコ在住が違いを解説!
チャプリーン (バッタ)を食べる
市場に行くとたくさん売っています。大きくないので意外とグロくなく、色々な料理に使われます。
味は塩っぱいので、調味料的な使い方がおすすめです。
体重の80%がタンパク質で、さらに健康的な脂肪、ビタミンA、B、C、カルシウム、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルを含んでいる健康的な食べ物です。
名前はナワトル語に由来し、「ゴムボールのように跳ねる虫」という意味です。
オアハカのお土産に何を買う? 民芸品
オアハカには伝統工芸品がたくさんあります。
オアハカのウッドカービング、木彫りの置物
木彫りの置物で、アレブリヘス Alebrijesと呼ばれます。基本的には全て手作りで、特徴は下半身は魚で上半身は猫で羽が生えている動物など、架空の動物もいるということです。
コパル Copalと言う柔らかい木で彫られ、サン・マルティン・ティルカヘテ San Martín Tilcajeteやサン・アントニオ・アラゾラ村 San Antonio Arrazolaでは、これらの手工芸品の製作が経済の基盤となっており、多くの家族が彫刻に携わり、ビニール塗料で着色して、この地域の広場や市場、工房で商品化されています。
独特の雰囲気があり、あまり強くないので細い部分があるものは、持って帰るときに折れないように注意しなければいけません。
オアハカのラグ、服
一つ一つ何時間もかけて手作りで作られています。メキシコシティで買うよりも全然安いです。
オアハカ地方の織物生産がメキシコで最も注目されているのは、その種類の多さです。地域ごとに特色があり、綿、ウール、絹で織られた衣装は約300種類あると推定されています。
毎日何時間も作業して一枚の布が出来上がります。
オアハカの黒い陶器
オアハカのサン・バルトロ・コヨテペック San Bartolo Coyotepecの真っ黒な光沢のある陶器も有名です。
バロ・ネグロ Barro Negro(黒い粘土)と呼ばれ、作るのに20日間かかります。直接火にかけて使うことはできません。
オアハカの泥を使い、乾燥させ、磨き光沢を出し、釜に入れて焼くと自然に黒い色になります。
モンテ・アルバンの時代(紀元前500年)に水を運ぶために初めて作られたと言われています。
強度的には強くないので、持って帰るときは注意しなければいけません、メキシコシティでも買えますが、もちろんオアハカの方が安いです。
小物やアクセサリーもあるのでお土産におすすめです。
31歳でメキシコに転職した時の話: 〜就労ビザ、生活、コロナウイルス 、日系企業のリアル〜 EXOTISMO
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