アグアスカリエンテスで画家ホセ・グアダルーペ・ポサダ美術館を観光!
メキシコ在住の自分がアグアスカリエンテスにある画家のホセ・グアダルーペ・ポサダ美術館の様子を書いていきます。
画家ホセ ・グアダルーペ・ポサダ/José Guadalupe Posadaとは?
ポサダはメキシコのアグアスカリエンテス出身の、画家、イラストレーター、版画家です。
20歳の頃にレオン/Leónの学校で石版画の先生をしながら、自分の工房を持ち、木版画を始め、レオンの様々な新聞社と契約しました。
新聞にはイラストや風刺漫画も書きました。
36歳にメキシコシティに住み、劇的でユーモアのあり、質の高い造形で政治、村の開発など、様々なことを風刺しました。
他のアーティストのようには、有名ではなかったんですが、
メキシコのお札にもなっている偉大な画家のディエゴ・リベラ/Diego・Riveraが拡散したことで知られるようになりました。
メキシコシティで60歳で亡くなりました。
ポストリーレス運動(Post-revolutionary movement)やメキシコの民衆文化の重要なアイコンとされています。彼の作品は、政治や社会のテーマを取り上げ、風刺的なイラストや版画として表現されています。
特に有名な作品の一つは、「カトリーナ」と呼ばれる、メキシコの伝統的な「Day of the Dead(死者の日)」の骸骨の女性のイメージです。このイメージは、メキシコの文化における死者への敬意や祝祭の一環として広く愛されており、ポサダの作品がこれを定着させたとされています。
ポサダの作品は、大衆の間で広く受け入れられ、彼の独自のスタイルとメッセージが多くのアーティストに影響を与えました。メキシコの歴史や社会の反映としても重要な存在であり、メキシコの芸術界で不朽の名声を持っています。
その独特なスタイルとメッセージによって、今日でも多くの人々に愛され続けています。彼の芸術は、メキシコの文化とアイデンティティに深く根ざしたものであり、彼の功績はメキシコの芸術史において不朽のものとされています。
因みに、メキシコでは年末の忘年会的な飲み会も、ポサダと呼びます。
ホセ・グアダルーペ・ポサダ美術館/Museo José Guadalupe Posada
営業時間:火曜日〜日曜日 11時〜18時
アグアスカリエンテスは長閑な町で、治安も比較的良いです。中心街から歩いていくことが出来ます。
メキシコのアグアスカリエンテス/Aguascalientesを観光!博物館、美術館、空港!
白い建物が美術館です、隣にあるのは教会です。
基本的に人もいないのでのんびり作品を見れます。
受付で荷物を預かってもらえます。写真OKです。
入ってすぐにポサダの版の上に紙を置いて鉛筆で塗ると紙に版を写せるアトラクション。この絵は、ポサダの有名な代表作:ラ・カトリーナ/La Catrinaという作品です。
ここで版画の版を掘る体験が出来ます。手前のお嬢ちゃんが気さくに話しかけてくれます。
カフェもありました。
版と刷られた紙が沢山展示されています。
アルテミオ・ロドリゲスはポサダの生徒です。
日本を題材にした作品もあります。(アルテミオ)
題名:DIA de muertos en el distrito de teatro en EDO,JAPON
訳: 江戸の劇場の地区での死者の日
31歳でメキシコに転職した時の話: 〜就労ビザ、生活、コロナウイルス 、日系企業のリアル〜 EXOTISMO
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