テキーラ1800とは?違い・種類・読み方を完全解説
メキシコ在住でテキーラ、メスカル、ビールを飲みまくった筆者が、メキシコでも、日本でも人気のあるクエルボ1800の味、特徴を紹介します。
テキーラ1800の読み方・なぜ人気?
1800はスペイン語で「ミルオチョシエントス」と読みます。 テキーラ発祥の国メキシコの公用語はスペイン語です。
クエルボとはメーカーの名前で、ホセ・クエルボ/Jose Cuervoという超大手のメーカーです。1800は超高級とまではいかないものの、本格高級テキーラというシリーズで、本場メキシコでも人気があります。
美味しい、人気がある理由は、味が飲みやすさとテキーラ本来の味、甘みのバランスが良い感じにとれていることです。ずっと飲んでも飽きずに、飲みやすくもありながら、テキーラのパンチも感じられます。しかも日本でもメキシコでも、気軽に手に入ります。なので、ちょっと強い酒は苦手という人でも、本場のテキーラを楽しめます。
「1800」という名前は、1800年に初めて熟成に成功したことに由来しています。ちなみにテキーラは蒸留酒なので糖質が少なく、他のお酒に比べて太りにくいのも特徴です。
ホセ・クエルボというメーカーについて
1800を作っているホセ・クエルボ/Jose Cuervoは、日本でもよく見かける庶民的な銘柄から高級シリーズまで幅広く展開する、世界的に知られた超有名メーカーです。
1758年、ホセ・マリア・グアダルーペ・デ・クエルボがスペイン国王からテキーラを商業的に生産する最初の公式憲章を受け取りましたが、その後1795年まで製造を禁止されていた時期があります。最初のヴィノ・メスカル・デ・テキーラ・デ・ホセクエルボの販売開始以来、ラテンアメリカで最も古い蒸留所の一つとされるラ・ロヘニャで、今もテキーラを作り続けています。
最古のテキーラメーカーとして確定しているわけではなく、他にも古い歴史を持つメーカーが存在する可能性はありますが、その長い歴史と世界的な知名度から、最も古いテキーラメーカーの一つとして広く認識されています。
そもそもテキーラって何?製造方法、原料
テキーラの定義として原料のアガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル(Agave Tequilana Weber Variedad Azul)を51%以上含むことが条件です。
日本では51%以上(つまり100%ではない)ものがたくさん売られています。メキシコでも売られていますが、皆100%のテキーラを買います。
味は明らかに100%の方がテキーラ独特の風味、甘さがあります。罰ゲームで飲むショットの謎のテキーラのようなアルコールのキツさ、エグみはないので、ぜひ試してみてください。テキーラに嫌な思い出がある人はイメージが変わるかも知れません。
👉 原料や製造工程、テキーラという言葉の由来までもっと詳しく知りたい方はこちら:本場のテキーラとは何か?原料、製造方法、種類などをメキシコ在住が解説!
テキーラ1800の種類、違い
1800シリーズの中で、ブランコ、レポサド、アネホでどう違うのか。
結論から言うと、違いは「樽での熟成期間の長さ」です。1800は熟成期間の異なる4種類で展開されています。
- ブランコ(シルバー): 熟成期間なし。一番安く、アガベ本来のピュアな味
- レポサド: 6ヶ月熟成。ブランコより飲みやすく、樽の香ばしさが少し加わる
- アネホ: 14ヶ月熟成。レポサドよりもさらにウイスキーのような深みが加わり、色も濃くなる
- クリスタリーノ(クリスタル):日本ではあまり見かけない4つ目の種類。樽で熟成させたアネホに濾過の工程を加えることで、雑味・エグみを抑えつつ独特の甘みを引き出したテキーラ。アルコール度数35%で値段は一番高いですが、ウイスキー感のないまろやかな味が特徴です。他メーカーもクリスタリーノを作っていますが、日本では手に入りにくく、以前はまったく手に入らなかったレアなテキーラでした
熟成期間が長くなるほど、色が茶色く濃くなり、樽由来の香ばしさ・まろやかさが増し、値段も上がります。ただし1800の場合、レポサドとアネホの味の差はそこまで大きくありません。
👉 通販で買えるおすすめの本場クリスタリーノのテキーラをメキシコ在住が紹介!
👉 1800以外のブランドも含めて、熟成タイプ全般の違いをじっくり知りたい方はこちら:テキーラの選び方、熟成期間による特徴、違いをメキシコ在住が解説!

種類別 比較表
| 1800 ブランコ | 1800 レポサド | 1800 アネホ | 1800 クリスタリーノ | |
|---|---|---|---|---|
| アルコール度数 | 38% | 38% | 38% | 35% |
| 熟成期間 | 0 | 6ヶ月 | 14ヶ月 | 14ヶ月の後、濾過 |
| 色 | 透明 | 微妙に茶色 | 濃い茶色 | 透明 |
| 香り | テキーラ特有の甘い香りはそこまで強くない | ブランコよりやや香ばしい | アルコールの中に甘みのある香り | フルーティな甘い香り、アルコール感は控えめ |
| 味の傾向 | 口当たりソフト、炭酸割り向き | ブランコよりまろやか、ロック向き | ウイスキーのような深みに甘みが加わる | 1800の中で最も飲みやすく、クセがない |
| 値段目安 | 約3,500円 | 約5,000円 | 約8,000円 | 約9,500円 |
テキーラ1800のおすすめはレポサドか、アネホ
おすすめの美味しいテキーラは、レポサドか、アネホの2つです。正直、2つの味にそこまで違いはありません。
レポサドのほうが熟成期間は短く安いので、飲みやすく安いのを飲んでみたい人におすすめで、より高級感が欲しい人はアネホがおすすめです。
ホセ・クエルボ 1800各銘柄レビュー

1800 ブランコ(シルバー)/BLANCO

アルコール度数:38%
ブランコはスペイン語で「白」という意味です。
熟成期間がないので一番安いです。日本に輸出されているものは、シルバーと表記されています。
一番安く、原料のアガベそのものの味をまず感じてみたい人におすすめです。テキーラについてよく知りたい人は、まずはこれを飲んでから他を飲むと熟成による違いがわかりやすいです。
1800 レポサド/REPOSADO

レポサドとはスペイン語で「休んだ」という意味です。
1800の特徴である本場テキーラの独特の味と飲みやすさのバランスが取れていながら、樽で熟成されたスモーキーな味もいい感じに加わっていて、深みがあります。
アルコール度数38%で樽で6ヶ月熟成したもので、ショットで飲む感じではなく、優雅にストレートでも、炭酸割りでハイボールのようにしても楽しめるテキーラです。ブランコより飲みやすいです。
1800 アネホ/AÑEJO

アネホとはスペイン語で「熟成」という意味です。正確な発音は「アニェホ」です。
これも1800の特徴の飲みやすさのバランスを保ちながら、レポサドよりもさらにウイスキーのような深みがプラスされているテキーラです。
味はレポサドとは全然違うということはありませんが、より高級なテキーラ、プレゼントや失敗したくない時にはおすすめです。アルコール度数38%で樽で14ヶ月熟成したものです。
ドンキでも買える?価格の目安
テキーラ1800はドン・キホーテに置いている店舗もありますが、全店舗にあるわけではなく、あまり期待しすぎない方がいいです。特に1800アネホはほとんどの店舗で置いていません。
置いてあった場合の価格目安は、1800レポサドで税込3,500円ぐらいです。通販サイトの方が微妙に安いことが多く、店頭ではなかなか見かけないので、確実に手に入れたいなら通販の方が流通量も多くおすすめです。酒屋での取り扱いもありますが、こちらも店頭では見かける機会は少なめです。
ドンキでの取り扱い状況や、他の銘柄との価格比較は、こちらでさらに詳しくまとめています。
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