エクアドルの正月の悪魔の祭りを観光! ディアブロ・デ・ピジャロ
海外ノマドの自分がエクアドルの正月に行われる悪魔の祭り、ディアブロ・デ・ピジャロについて書いていきます。
悪魔の祭りのディアブロ・デ・ピジャロ/Diablo de Pillaroとは?
エクアドルのピジャロ市で毎年12月に開催される伝統的な祭りです。
キリスト教の伝統的なクリスマス行事と先住民の宗教的な要素が融合したもので、地元の人々にとって重要な文化的なイベントとなっています。
ディアブロ・デ・ピジャロは、悪魔(ディアブロ)の姿をしたパフォーマーたちが市内を練り歩く様子が特徴的です。鮮やかな衣装や仮面を身に着け、悪戯やおどけた行動をしながら街中を巡回します。
パフォーマーたちは人々に近づき、踊りや音楽を奏でながら祝福を与えると信じられています。
農作物の豊作や災害からの保護を祈る儀式的な要素も含んでいます。祭りの期間中には、パフォーマンスや音楽、ダンスなどの催し物が行われ、地元の人々や観光客が楽しむことができます。
先住民の伝統やキリスト教の信仰を祝いながら、地域の結束と文化の継承を促進する役割を果たしています。ディアブロ・デ・ピジャロはエクアドルのピジャロ市のみで行われる特別な祭りであり、その独自性と魅力が人々を惹きつけています。
エクアドルの植民地時代、特にピジャロ-トゥングラフア市では、先住民が悪魔のようなキャラクターに扮し、カトリック宗教に対する反抗心や、スペイン人から受けた身体的、心理的、経済的、道徳的虐待を否定するために行っていました。
2008年にエクアドル無形文化遺産に登録された人気のお祭りです。
この祭りがいつ始まったかは正確にはわからないですが、宗教・カトリックの領域で発展したとする文献があるなど、いくつかの仮説があります。
一方、1898年の大反乱の際、先住民が町に詰めかけ、焚き火をして町議会の書類を全て燃やし、その結果、州の歴史が消滅したと言及するものもあります。
ディアブロ・デ・ピジャロ/Diablo de Pillaro 人形
悪魔の仮面をつけて踊ってお祝いしたりもします。仮面は独特で凝ってます。
エクアドルの植民地時代、カトリック教会の搾取と抑圧に対する先住民の抗議を象徴する100年以上の伝統行事です。
音楽、ダンス、キャラクター、伝説に満ち、レジスタンスの一部であり、同時に文化的アイデンティティの一部でもあります。
午後14時から17時まで、酒、美食、音楽、踊りがあります。
婦人が婦人のお面を、おじさんがおじさんのお面をしています。
年末に車に乗っていると、お面を被った人に足止めされることがあります。その時にお菓子をあげないといけません。楽しい習慣です。
濃い醤油味の豚の角煮みたいな味で角煮より乾いています。
ポテト(La patata/パタタ)とトウモロコシ(El maiz/マイス)が付いてます、日本のトウモロコシとは全く違うもので、いろんな種類があります。
また、12月31日の深夜の年越しの時に、街の大きいストリートで、1メートルくらいの人形を燃やす習慣があります。人形はドラゴンボールのキャラや、アメコミのキャラなど様々です。キトでも見れます。
そのため、1月1日は人形の燃えた残骸が路上にあったりします。
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