エクアドルのチンボラソの登山ツアー! 難易度!エベレストより高い?
エクアドルの標高6268mの山のチンボラソの登山ツアーに参加したのでその様子を書いていきます。
チンボラソは、地球が楕円になっているために、赤道近くのこの山が地球の中心から見た時に世界最高峰という説もあります。
高度順応が必要なので、事前にコトパクシ(5897m)に登ってから、挑むことになります。
今回はキトにある現地旅行会社High Summitでコトパクシとチンボラソの5日間ツアーで挑みました。
自分の体力的には、週3回の筋トレ、有酸素を直近2年ぐらい続けているレベルで、体力に自信があるタイプではありません。
低酸素ルームで一度トレーニングしましたが、体感的には効果はなかったです。
目次
チンボラソ/Chimborazoとは? エベレストより高い? 意味
チンボラソ(Chimborazo)は、エクアドルにある標高6268メートルの活火山であり、国内最高峰です。チンボラソはアンデス山脈に位置し、その巨大な山体と氷河で覆われた頂上が特徴です。
チンボラソはエクアドルで最も標高の高い山であり、世界でも特筆すべき存在です。また、地球上で赤道に最も近い場所に位置していて、地球の中心から測った場合は、エベレストよりも距離があるため「地球上で最も近い山頂」としても知られています。
チンボラソは登山家や冒険家にとって魅力的な目的地であり、その雄大な山容と困難な登山ルートが多くの人々を惹きつけています。登山には高度な技術や装備が必要であり、経験豊富なガイドと共に行動することを強く推奨します。
チンボラソ周辺の景観も美しく、登山以外でもトレッキングやハイキングなどのアウトドアアクティビティが楽しめます。周辺には自然保護区や国立公園があり、豊かな生態系や美しい風景を楽しむことができます。
「チンボラソ」は、エクアドルのクチャ族(Kichwa)の言葉で、「冷たい頭」や「氷の頭」という意味を持ちます。
この名称は、チンボラソの山頂が常に氷河で覆われていることを表しています。また、クチャ族にとってチンボラソは聖なる山とされており、彼らの信仰と文化に深く根付いています。
チンボラソ/Chimborazo登山ツアーの日程
1日目
前日は旅行会社が用意してくれたホテルに泊まっています。
そこに9時にガイドが迎えに来てくれ、その車に乗って山小屋(エルマノス・カレル/Hermanos Carrel 4800m)に行きます。
途中で行動食のお菓子を買います。また、国立公園なので関所のようなところで書類にサインします。
山小屋に着いたらフリータイムです、他の旅行会社の人など12人ぐらいいました。
食事は無料で食べれます。しかも町の食堂くらいちゃんとしてます。
山小屋から、ちょっと上がったところにモニュメントがあり、さらに上がると山小屋(レフヒオ・ウィンパー/Rejugio Wimper)(今は使われていない)、湖?(コンドルコチャ/Condor Cocha 5100m)があるのでそこまで行きました。
湖?の大きさは15m×15mくらいです。なぜ凍らないのか不思議です。
山小屋(Hermanos Carrel 4800m)に戻って夕食後、就寝。だけど寝れない。。。
23時頃起きて出発の準備をします、食べたり、お湯を貰って魔法瓶に入れたりします。俺以外の人のプロ感がすごかったです。
2日目
0時頃出発です。この日は雪質が悪く、明らかにしんどい。っていうか良くてもしんどい。
事前にガイドより、雪質が悪くて無理かもしれないと言われていました。
そして2時間くらい登ったあたりで雪崩の危険がある為、皆で引き返しました。
その後、とりあえずは寝て、(でも寝れない)途中のレストランでご飯を食べてキトに戻り、ツアー終了でした。
前日にチャレンジした部隊もダメだったらしいです。
山頂は2つあり、1つ目の山頂はヴェインティミージャ(Veintimilla 6268m)と呼ばれ、その後にある2つ目ウィンパー(Whymper 6310m)がエクアドル最高峰と言われています。
予定では8〜9時間で1つ目の頂上6268mに到着し、その後2つ目に登頂し、山小屋へ戻り、車でキトへ向かい到着は19時です。
チンボラソの難易度、感想
コトパクシに登っていたので順応的には大丈夫だろうと思っていたんですが、山小屋に着いた時、ダルさが来ました。
筋肉痛はふくらはぎにかなり残っていました。でもコトパクシの時よりは順応したせいか、かなり体調良かったです、というよりコトパクシの時が辛すぎました。
時間がある人は登れると思います。あと1日、2日あればイケる感じはありました。
唯一無二の体験になることは間違いなしです。
チンボラソの難易度
コトパクシよりかなり難易度が高い(400m近く高い、道が険しい、天候、など)ので、ガイドいわく、登頂率は50%くらいです。
道のり的には、東京の高尾山を楽々登れるくらいあれば、登れます。 準備としては心肺機能のトレーニングをしておくことをお勧めしますが、一番大事なのは高度順応です。
時間をかけて順応していけば、心臓バクバクにはなりずらくなるので登りやすくなります。
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