テキーラのエスポロンをメキシコ在住がレビュー!ハイボールにもおすすめ!
メキシコ在住でしかも、テキーラの本場のハリスコ州に住んで、テキーラを飲みまくっている自分が、本場テキーラのエスポロン/ESPOLÓNをレビューします。
テキーラの定義として、原料のアガベ・ テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル/Agave Tequilana Weber Variedad Azul51%以上含んでいないといけません。
アガベは、サボテンではなく、アロエに近い植物です。
メキシコでは基本アガベ100%ですが、日本では51%以上の(100%では無い)テキーラが売られています。
味、香りが全然違うのでテキーラに良いイメージがない人も、試してみたらイメージが変わります。
もちろんエスポロンのテキーラは全てアガベ100%です。
目次
テキーラブランド、エスポロン/ESPOLÓNとは? 意味
エスポロン/espolónの意味は、鶏、獣についている蹴爪(けづめ)です。蹴爪とは足の後ろ側にある角質の攻撃や防御に用いる爪です。パッケージにある通り、雄鶏を表しています。
日本でも簡単に手に入り、大手のブランドのドン・フリオやホセ・クエルボに比べて、日本では知名度は無いので、通な感じを演出できます。
メキシコでは、酒好きに人気があるコアな銘柄です。味の傾向としては、後味にじんわりテキーラの甘さが残るので余韻を楽しめる、飲みやすいテキーラです。
エスポロン/ESPOLÓNの歴史
蒸留の科学とテキーラ作りの技術の両方を何十年も学んだシリロ オロペザ/Cirilo Oropezaにより設立されました。
1995年に彼は彼の野心を共有した地元の起業家に会い、 夢のテキーラのための最先端の技術を可能にするパートナーシップを形成し、メキシコのハリスコ州の蒸留所のDestiladora San Nicolasで、ESPOLÓNを製造し始めました。
比較的新しいメーカーです。
彼の最愛のテキーラに名前を付ける時が来たとき、シリロはインスピレーションを得るためにメキシコ文化の別の重要な部分に目を向けて、国民の誇りの強力な象徴である雄鶏をの拍車にちなんで「エスポロン」と名付けられました。
エスポロンのアートワークは、過去のものに現代的なひねりを加えていて、メキシコのヒーローである画家のホセ・グアダルーペ・ポサダに敬意を表し、彼の絵を意識した絵がパッケージになっています。
メキシコの本場感があるのでプレゼントにも良いです。
ポサダは19世紀の芸術家であり版画職人であり、反逆者です。 彼の最も有名な作品であるカラベラ(頭蓋骨)は、彼の時代の社会的不公正について強力な風刺をし、 彼の手で、人々に声を与え、アートの世界に今のポップカルチャーに影響を与え続けているスタイルを確立しました。
エスポロン ブランコ/ESPOLÓN BLANCO
アルコール度数38%
ブランコとは、樽での熟成がされていない種類のテキーラです。一番原料のアガベの味をダイレクトに味わうことができます。
色は透明でアルコールのキツさも少なく、本場のアガベ100%のテキーラの自然な甘い味が、後味に残ります。炭酸割りにしても美味しく飲めます。
ブランコとはスペイン語で「白」という意味です。
ハイボールのように炭酸とレモンで割ったり、グレープフルーツとライムのカクテルであるパロマにしても美味しいです。
エスポロン レポサド/ESPOLÓN REPOSADO
アルコール度数40%
アメリカンオークの樽で3〜5ヶ月熟成させたテキーラです。熟成されているので微妙に色が茶色になっています。
ブランコとの味の差は、あまり無いですが、味と香りが多少まろやかになっています。
レポサドとはスペイン語で「休んだ」という意味です。
エスポロン アネホ/ESPOLÓN AÑEJO
アルコール度数40%
まろやかでコクがあり、飲みやすいロックで美味しく飲めます。アルコールのキツさもなくテキーラの自然な甘みにウイスキーのようなコクがプラスされていて、ぜひおすすめです。
アメリカンオークの樽で10ヶ月熟成後にワイルドターキーのバーボンの樽で2ヶ月熟成させた手間のかかったテキーラです。
値段は上がりますが2種類の樽を使ったテキーラはあまり種類がなく、是非飲んでみて欲しいです。
アネホとはスペイン語で「熟成」という意味です。正確な発音は「アニェホ」と言います。
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