メキシコのおすすめワイン!ラセット LA CETTOとは?通販で買える?
メキシコの酒といえば、テキーラ、メスカル、プルケ、ビールですが、ワインも生産しています。
現地在住で酒を飲みまくった自分がメキシコのワインについて書いていきます。
気候的特性によってメキシコのワインの90%はバハ・カリフォルニアBaja Californiaという北の州で生産されていて、約80の生産者が400種類以上の銘柄を提供しています。
残りの10%はケレタロ Querétaro、コアウイラ Coahuila、アグアスカリエンテス Aguascalientes、チワワ Chihuahua、サカテカス Zacatecas、グアナファト Guanajuato、サンルイス・ポトシ San Luis Potosí で生産されています。
他の州でも他のラテンアメリカの国に輸出する目的で実験的にブドウの栽培を行なっていますが、あまりいい結果にはなっていません。
スペイン語でワインは ヴィノ vinoと言い、赤ワインは ヴィノ ティント vino tinto、白ワインはヴィノ ブランコ vino blancoと言います。
目次
メキシコワインの歴史
ヨーロッパが占領に来る前から、メキシコにはさまざまな野生のブドウの木があり、原住民が普段から食べていました。
北に住むの遊牧民は、その酸っぱい果汁を飲んでいたが、何らかの発酵過程を経ていたかどうかは不明です。
コアウイラ州では、スペインの征服者たちがブドウの木を見つけ、アメリカ大陸初のワインが1574年に造られました。
また、当時のスペイン人占領者は、領地をもつスペイン人にブドウの木を植えるように命じ、急速に広がっていきました。
気候的に適していたバハ・カリフォルニアにはイエズス会の宣教師がブドウを栽培のために持ち込み、布教とともにブドウの栽培が盛んになっていきました。
その後、メキシコの独立戦争、ヨーロッパから輸入されるワインや酒類に高い税金がかかるため消費は悪化し、ワイン生産は中断され、20世紀には再開されたが、メキシコのワイン産業は多くの企業家の努力にもかかわらず、アメリカ、チリ、アルゼンチン、ブラジルなどに比べて低い生産量にとどまっていました。
これは、テキーラやメスカルといった国産の酒類が特許を取得し、国内外の消費者の間で人気が出たことが原因で、輸出用や国内消費用のワインの生産は、高い教育を受けた年配の人たちに任されていました。
現在、チリ産のワインは50〜300ペソ、メキシコワインは80〜700ペソの価格帯です。
メキシコの中産階級の間でワイン消費が増加しているため、バハ・カリフォルニアやケレタロの一部のワイナリーは、メキシコ市場で依然として需要の高いチリワインにコスト面で対抗するため、50~100ペソの手頃な価格の若いワインを作ることにしました。
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ラセットLA CETTOとは?
ラセットは、バハ・カリフォルニア州エンセナーダにあるグアダルーペ・ヴァレーで最も大きなブドウ畑を持つワインメーカーです。様々な賞を獲っています。
1926年にイタリアから来たドン・アンジェロ・セットに設立され、現在世界中に輸出されています。
メキシコのどこでも買えるので、メキシコ旅行のお土産にも良いです。
ラセットのおすすめメキシコのワイン
日本の通販でも買えます。
ラセット カベルネ・ソーヴィニヨン LA CETTO CABERNET SAUVIGNON
アルコール度数:13.5%
香りはカシスやブルーベリー、ブラックベリーなどの濃い果実香で酸味が強く肉料理と相性は抜群です。
カベルネ・ソーヴィニヨンとは、ブドウの品種の名前で、有名な産地はフランスのボルドーです。この品種を使ったワインは赤ワインになります。
青みがかかった黒い小さいブドウでタンニンが多く含まれています。
ラセット ソーヴィニヨン ブラン LA CETTO SAUVIGNON BLANC
アルコール度数:13%
フルーティで爽やかな柑橘系の味の白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランは、ブドウの品種の名前で、酸味があります。
31歳でメキシコに転職した時の話: 〜就労ビザ、生活、コロナウイルス 、日系企業のリアル〜 EXOTISMO
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