ドイツビールはなぜ有名? 歴史、製法、種類、特徴、違い、苦い?

ドイツビールはなぜ有名? 歴史、製法、種類、特徴、違い、苦い?

「ドイツビールは美味しい!」、「ドイツといえばビールとソーセージ」と聞いたことがありますか?

しかし、なぜドイツでビールが有名なのか、ベルギービール、日本のビールとの違いは何なのかを知っている人は少ないかもしれません。

 

ドイツビールの歴史、なぜ有名になった?

まずビールの発祥の国については諸説あり、もっとも古い記録として残っているのは紀元前3,000年頃でエジプトまたは、ヨーロッパであるという説があります。

 

ドイツでは自治体レベルで1156年からにビールの品質に関する条例を定めていましたが、1516年4月23日に国家レベルでビールの品質を保つ世界初の食品条例「ビール純粋令」が公布されたことがドイツビールが有名になったきっかけです。

 

ビール純粋令は「ビールは麦芽、酵母、ホップ、水のみを原料とする」などの内容で、現在は効力を失いましたが、今でもこの法律を守っているビール職人も多いため、それがドイツビールの名声に拍車をかけたとも言えます。

実際は、「4月23日はビールの日」ということを意識しているドイツ人はほとんどいません。

 

また、1810年に始まったドイツビールのお祭り「オクトーバーフェス Oktoberfest」があることもドイツビールが有名になった理由でもあります。

ドイツのバイエルン州ミュンヘンで9月中旬(いつも土曜日)に始まり、10月の第1日曜日に終了する16〜17日間続くドイツ最大の祭りです。

 

日本へは、18世紀後半に江戸で盛んになった蘭学によってビールが普及しました。
日本語の「ビール」はオランダ語に由来すると考えられています。

 

2020年のビール消費国1位は中国で、6位ドイツ、7位日本です。

一人当たりのビール消費量は1位チェコ、2位オーストリア、5位ドイツ、日本は52位で、上位はほとんどヨーロッパの国です。

1位はチェコで2位オーストリアの2倍で、圧倒的です。ざっくりいうと日本の5倍です。

 

ドイツビールの製法

ドイツビールは2つの製法がありますが、同じ製法でも銘柄によって味がかなり違います。なのであまり製法、種類は気にせず飲んでみて良い、悪いを判断したほうが良いです。

上面発酵と下面発酵という製法で、ざっくりいうと文字通り、タンクに入ったビールの上面で発酵させるか、タンクの底の方で発酵させるかの違いです。

エールと呼ばれるビールは、上面発酵であり、下面発酵はラガーと呼ばれます。

サントリーのプレミアムモルツやアサヒのスーパードライ、キリンの一番搾りなど、これらはすべて下面発酵(ラガー)です。



 

ドイツビールの種類

以下に種類と一般的な特徴を書きましたが、ドイツビールは大量にあり、種類が同じでも、銘柄が違うと味が全然違います。

あくまで参考とお考えください。

ヴァイス Weiss

ヴァイス Weiss、ヴァイスビア  Weissbier、ヴァイツェン Weizenと呼ばれるのがこの種類です。

ヴァイスWeissとはドイツ語で「白」という意味なのでヴァイスビアは「白ビール」です。

一般的にフルーティなホップの香り、味があり、苦味は控えめで飲みやすいビールです。

 

おすすめシュバルツのドイツビール パウラーナー へフェ ヴァイスビア  PAULANER Hefe Weissbier

アルコール度数5.5%

フルーティさとコクのバランスが取れているビール。

 

ピルスナー Pilsner

1842年に現在のチェコのピルゼンで作られた、日本でお馴染みの下面発酵(ラガー)の黄金色のビール。

世界で最も普及しているスタイルで、日本のビールはほぼ全て、ピルスナーになります。

淡色麦芽・ノーブルホップ・軟水が使われ。それからドイツで軽くてドライなジャーマンピルスナ-が誕生しました。

キレのある爽やかな喉ごしがあります。

 

おすすめのピルスナーのドイツビール  ビットブルガー プレミアム ピルス Bitburger Premium Pils

アルコール度数:4.8% 、100mlあたり40Kcal

あっさりホップのフルーティーなビールです。爽やかで苦味、クセもあまりなく、何の料理にでも合うようなビール。

 

シュバルツ Schwarzbier

ドイツの下面発酵(ラガー)の黒ビールです。「シュバルツ Schwarz」はドイツ語で黒という意味です。

ドイツのバイエルン地方が発祥と言われています。

ローストされた香ばしい香りと苦味があります。

 

おすすめシュバルツのドイツビール   ケストリッツァー  シュバルツビア Köstritzer  Schwarzbier

アルコール度数4.8%、100mlあたり、41.5Kcal

コーヒーのようなコクがありつつも、後味がスッキリしていて飲みやすい黒ビール。

 

ボック Bock

アルコール度数6〜8%の下面発酵(ラガー)のビール。

発祥の地であるドイツの「アインベック」が訛って「アインボック」となり、それがいつしか縮まってボックとなったという説があります。

濃厚な味とコクがあるので、飲みごたえがあります。

 

おすすめのボックのドイツビール   パウラーナー  サルバトール  PAULANER Salvator

アルコール度数:7.9%

香ばしい味、香りが強いこってりビール。

 

ケルシュ Kölsch

ドイツのケルン地方で伝統的に作られている上面発酵(エール)のビールです。認定された醸造場で作られたビールだけがケルシュを名乗ることができます。

ケルシュを名乗るには様々な規定があり、醸造に関するものから、細い円柱グラス(シュタンゲと呼ばれる)の形まで定められています。

苦味は少なく、優しいフルーティな甘み、酸味のあるビールで飲みやすいです。

 

 

デュンケル Dunkel

Dunkelはドイツ語で、「暗い」という意味です。カタカナでドゥンケルとも書きます。褐色のビールです。

普通のビールと黒ビールの中間のような味がします。

ドイツのバイエルン地方のビール全般を指す場合もあります。

おすすめのデュンケルのドイツビール  エルディンガー ELDINGER

アルコール度数:5.3%、100mlあたり48kcal

黒ビールの香ばしい風味がありながら、飲みやすいビール。

 

ドイツビールの特徴とベルギービール、日本ビールとの違い、苦い?

ドイツではビールをキンキンに冷やしたりはしません。酵母をろ過していない濁っているビールもあります。

大量にあるので一概に日本のビールとの違いは言えませんが、一般的にアルコール度数は日本のビールと同じで、日本のビールは味が薄いです。

味の傾向的にはドイツビールは苦味よりも、コク、風味を優先して作られているので、苦味を強く感じるビールは少ないです。

 

ベルギービールはベルギーの醸造所で作られたビールであり、1000銘柄以上あります。そして、ドイツがビール純粋令でビールを定義したのと比べて、ベルギービールは自由度があり、フルーツを使ったものなど色々な味のビールがあります。

特に伝統的な「ランビック」という種類があります。これは培養した酵母を使用せずに、自然発酵させたビールです。

ベルギービールはなぜ有名? 歴史、製法、種類、特徴、違い、苦い?

 

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