ベルギービールはなぜ有名? 歴史、製法、種類、特徴、違い、苦い?

ベルギービールはなぜ有名? 歴史、製法、種類、特徴、違い、苦い?

 

ベルギービールはドイツビールと同じぐらい世界で有名ですが、ベルギービールについて知っている人は少ないんじゃないでしょうか。

世界中で酒を飲んだ自分がベルギービールをご紹介します。

 

ベルギービールはなぜ有名? 歴史、製法

ビール醸造の発祥は紀元前のメソポタミア文明と言われています。

ベルギーは、九州よりも小さい国で、ベルギービールの始まりは修道院です。

1800年ごろから、トラピスト修道院でビールが作られ、少量のビールが売られるようになりました。これらはトラピストビールと呼ばれています。日本で売っているシメイ CHIMAYはトラピストビールです。

修道院は世界に147箇所あり、ビールを醸造している修道院はベルギーに6箇所、オランダに1箇所あります。

当時の修道院の仕事はハードで、しかも断食の期間があるのでビールは栄養価の高い飲み物として飲まれていて、水よりも健康的と考えられていました。

1914年の第一次世界大戦では、ドイツ軍に修道院が占拠され一時ビールの醸造は停止した修道院もあります。

それぞれのメーカーには専用の様々な形状のグラスがあり、それを使うと味が良くなると言われています。

 

ベルギービールはなぜ有名になった?

理由は3つあります。

1. 発酵方法は4つあるのはベルギービールだけ。

ベルギービールは、発酵させる製法が4つあります。ザックリいうといろんな製法があるので、いろんなビールがあるということです。

なので一概に、特徴、違い、苦味、ベルギービールの味は〜であると言うことはできません。銘柄によって味は様々ですが、日本のビールに比べて、ちょっとアルコール度数が高めな傾向があります。

4つの製法は、上面発酵、下面発酵、自然発酵、複合発酵です。以下ザックリと説明します。

・上面発酵:発酵の工程で温度をコントロールし、ビールのタンクの上部で発酵させる製法(エールと呼ばれる)

・下面発酵:上面発酵とは逆のタンクの下部に沈澱していく酵母で発酵させる製法(ラガーと呼ばれる)

・自然発酵:他のビールは管理された酵母で発酵させますが、名前のとうり自然に存在する酵母で発酵させるので、原型に最も近いビールとも考えられます。

「ランビック」というベルギービールは、数少ない自然発酵で、限られた醸造所のみが「ランビック」を名乗ることができ、3ヶ月から3年熟成させるものもあります。

・複合発酵:以上を組み合わせた発酵方法または、特殊な発酵方法。

 

2. 大量のビールの種類

日本とは違い地域、小規模な醸造所によって大量のクラフトビールが作られています。銘柄は800以上あると言われています。

ドイツのように昔、原料について規定があったわけではないので、ハーブ、スパイスなどを使った自由度の高いビール作りができます。

気候的にワインを作るのが難しかったというのも、理由の一つです。

 

3. ビールはもはや生活の一部

ビールは料理にも使われて、生活の一部もはや文化になっています。

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ベルギービールの種類

種類はありますが、味は銘柄によって様々です。

 

アビイビール

アビイビールとは、以前は修道院で醸造されていたビールが、修道院から委託を受けて醸造所が作るようになったビールです。

発祥は修道院ですが、今は醸造所で作っているビールのことです。また、トラピストという修道院で作っているビールはトラピストビールと呼ばれていて、これはアビイビールではありません。

レフ Leffeというベルギービールは、日本でも多く流通しているアビイビールとして有名です。

 

日本で買えるベルギービールのレフ Leffe をレビュー! 味! (アビイビール)

 

ホワイトビール

名前のとうり「白ビール」です。大麦と小麦を配合して作られたビールでドイツでは ヴァイス Weiss、ヴァイツェン Weizenと呼ばれています。

実際は、ちょっと黄色が薄いビールで、タンパク質が多く含まれているため微妙に白濁しています。ドイツの伝統的なビールでフルーティです。

 

おすすめのヴァイツェン、ピルスナーのドイツビール! 日本で買える?

 

ゴールデンエール

こちらも名前のとおり、ゴールデンな色のエール(上面発酵)のビールです。

ブロンドとも呼ばれます。一般的にはアルコール度数は高めでベルギービールでは「悪魔」という名前の デュベル Duvelが有名です。デュベルは日本のビールと明らかに違うフルーティな味で、おすすめです。

 

日本で買えるベルギービールのデュベル Duvelをレビュー! 味!

 

ベルギービールとドイツビールの違い

ざっくり言うとドイツビールは伝統的な製法を守っているメーカーが多く、ベルギービールは、フルーツなどを使ったりかなり自由に作っています。

ドイツは、1516年にビール純粋令という「ビールの原料は、麦芽、ホップ、水のみを原料とする」という法律が作られ、現在では効力を失っていますが、これ守っているメーカーは多く、この法律がドイツビールが有名になった理由の一つです。

ベルギービールは、特に原料に関する法律はないので、各銘柄とても個性があります。

 

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